代表者紹介
中野 克美(なかの かつみ)

開業したときの私、開業後3年と数か月経過した頃の私、そして飲食店開業応援プロジェクトに対する想い

税理士・行政書士・宅地建物取引士

中野 克美(なかの かつみ)

埼玉県川口市出身
東京都板橋区在住
東京都港区にて事務所経営

中野克美税理士事務所 代表税理士
株式会社パピィプロジェクト 代表取締役

【略歴】

早稲田大学卒業後、税理士業界に勤務。
事業主の悩みを理解し真のパートナーになるには、自らが事業主になる必要性を強く感じ2014年3月に顧客ゼロで開業する。
開業後は「中小企業の永続に貢献すること」ことを使命とし、税務のみならず経理合理化や資金調達の分野において、クライアントの問題解決に積極的に取り組む。
集客・IT・労務・法務など経営全般について相談を受ける機会も多く、各分野の専門家と共同で問題解決にあたっている。
自らの経験をフィードバックできることから、資金面や人材面など制約が多い中で結果を出す必要がある開業3年未満の会社の経営サポートを特に得意としている。

【開業1年目のインタビュー動画】

【開業を決意したときの私】

開業の直前は、税理士法人の支店の責任者でした。

「えっ!!いいポジションだったのに、なんで辞めちゃったの?」
「こんな時代に大変じゃない?」

士業の仲間によく聞かれました。
それでもリスクをとって開業した理由は、

「経営者の真のパートナーになりたかったから。」

 

支店の責任者時代、
お客様である中小企業経営者の相談を受けることが多かったです。

お客様の相談のほとんどは税務や会計のことではなく、
経営者としての悩みに関することでした。

売上に関する悩み、資金繰りに関する悩み、従業員に関する悩み。

相談を受けるなかで、
「本当に経営者の気持ちがわかっているのか?」
「経営者の真のパートナーになるには、創業者として経営を経験しなければならないのではないか?」
と考えるようになりました。

そして私は起業を強く意識するようになり、安定した生活を捨てて本当に起業することになりました。

安定した生活を捨てることに対して家族の反応は?

「もう少し詳しく説明して!!」
これが妻の最初の反応でした。

決意を打ち明けた翌日には賛成してくれましたが、今振り返って会話の流れを考えると、これは当然の反応でした。

私 「ただいま」

妻 「おかえりなさい」

私 「あのさぁ、いろいろ考えたんだけど、会社辞めて起業しようと思うんだけど。」

妻 「もう少し詳しく説明して!!

当然の反応ですね。
その後、事業に対する想いを詳しく話して賛成してもらいました。

後日知りましたが、妻は翌日Facebookこんなことを書いていたらしいです。

子供達に、パピィは会社を辞めたよ、そしたらどうなる?

と話しました。

姉 「お金がなくなる。」

妻 「そうね、テレビ見るのもお金かかるね、DSもだね、電池も買うのにお金いるね。」

姉 「勉強ならお金かからないね!そうだ、トランプもかからないね!」

姉 「お金かからない遊び、沢山あるね!」

妻 「そうだね、沢山見つけよう!」

姉 「何時何分までに、これとこれとこれと終わったー!とかは!?」

妻 「そうだね、それなら毎日出来るゲームみたいだね!」

姉・弟 「なんだか楽しいね!」

妻 「ほんとだね、楽しいね!」

妻 「うちはずっと貧乏なんだけど、貧乏と思ったことある?」

姉 「今日、お友達に、(姉○○)ちゃんちはお金持ちに見えるって言われたよ!」

妻 「そうだね、貧乏と思わないような楽しい生活をしてるから、そう見えるんだね!」

姉 「なんか得した気分だね!」

妻 「面白いね!」

姉 「笑ってれば福とか来ると思うんだ!」

弟 「福くん?福はー内ー!」

妻 「(弟○○)はやっぱりバカだね!」

アハハハーー!

こんな家庭にしてきましたが、何か文句はおありですか?

頑張るしかないでしょ!

マミィには頼らないんでしょ!

男だからな!出来るね!見せろよ!

お客様だけでなく家族も幸せにする事業にしたい

と改めて感じました。

【開業して3年を経過した私が振り返ってみて思うこと】

開業して3年と数か月が経ちました。

(開業1年目)

顧客ゼロで開業したので、

開業1月目は、月商数万?、大丈夫か?(笑)

そんな状態でした。

高速でサービス作ってすぐに発信、

お客様の反応をみて即改善、

そんなことを繰り返しながら、

とにかくお客様を増やすことに必死でした。

(開業2年目)

おかげ様で2年目には、

スタッフいないともう仕事まわらないーって状態になって、

スタッフを採用して育てていくわけですけど、

これが思っていたより難しくて、

私個人ではなくチームとしてサービスを向上させることの難しさをいやというほど痛感させられました。

(港区に事務所を移転してから1年半経った今)

港区に税理士事務所を移転してからは、

集客とか営業にはほとんど力を入れず、

スタッフ育成やマニュアル整備など内部体制づくりに、とにかく力を入れてきました。

そのため、売上やお客様数というわかりやすい指標では、低い成長率にとどまったまま1年半経ってしまいました。

 

しかしですね、

開業当初の志を思い出すと、

良いサービスを維持できないのに拡大とか、やっぱり無いんですよね。

 

開業当初に一番大切にしたかったことを外してしまったら、うちが選ばれる理由が全くなくなってしまいますからね。

 

そして港区に税理士事務所を移転して1年半経った今、

決して教育制度が整っていたとはいえない環境のなかで、苦楽を共にしながら何度も困難を乗り越えてきたせいか、

スタッフがたくましく育ってきました。

お客様とやりとりをしているスタッフの姿を見ていると、わが子の成長を嬉しく思うような、そんな気持になることが増えてきたんです。

 

やっとチームとして最低限の基盤が整ってきました。

 

未熟な私を信じてくれて共に歩んでくれるスタッフには、

仕事を通じてもっともっと成長してほしいですし、

経済的にも豊かな生活を送ってほしいです。

 

ですから、

これから私は、

開業当初の危機感からがむしゃらに働いていたあの頃にそろそろ戻らなければと思っています。

 

【私たちにとっての成長とは】

成長とは「よりよくする」という事だと思います。

「もっと早くできないだろうか?」

「もっとわかりやすく説明できないだろうか?」

「もっとお客様にご満足頂くには何が必要だろうか?」

「よりよくする」ことを常に考えながら実践すること、そしてその実践を通じて自分自身が成長し結果として事業にも貢献する、

そんなチームになることを私たちは目指しています。

「よりよくする」ことを追求した結果、「飲食店開業応援プロジェクト」が立ち上がりました。

中野克美税理士事務所 代表税理士
株式会社パピィプロジェクト 代表取締役

中野 克美

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