人間の五感による知識の割合をご存知ですか?
実は、視覚が83%、臭覚が11%、触覚が1.5、味覚は1%だそうです。
日本料理はまさに視覚に重点をおき、食べるための準備を脳に与えているとも言われています。
人間は目で捉えた情報を脳に送り、食べ物を認識し、過去に食べたものの」情報検索して受け入れ準備をします。
各種体内にて、ホルモン分泌や消化酵素の準備をして、身体全体が資格感覚をスタートとして食べ物の受け入れ体制を準備していくのです。
素敵な雰囲気のお店で食事をして、食べた食事をテイクアウトして自宅で食しても美味しくなかったという経験は皆様ありませんか?
料理とは本当に奥深くあり、私は料理は五感で味わうものと思っています。
どんなに味で納得させたとしても、そこにお客様方の望む空間と一致しなければ、残念ながら100%の提供とは言い難いのです。
人間の心理と食文化の強い係り。
それこそ食文化なのかなぁと。。。
お客様はなぜ外食をするのか?
日々の生活ではなく、外食にアミューズメントを求めているのです。
ですから、店側はここでは非日常的生活を求めるお客様の『ひとときのアミューズメント』のサポートをすることも重要なのです。
店内が自宅のキッチンより、散らかっていたり、生活感満載でしたらいかがなものでしょうか?
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中込 絵麻
調理師
1975年生まれ 東京都世田谷区出身
子供の頃から、飲食店の経営者であった父に憧れ、高校卒業と同時に調理師免許を取得するが、もうひとつの捨てられなかった夢「建築士」を目指し建築学科へと進学。
卒業後は内装設計会社へ就職し、設計~施工管理を担当する。
飲食店、病院、エステティックサロン、オフィス、住宅等を手掛ける。
手掛けた店舗の中には十数年経つ現在も売上をのばし続け繁盛店もあれば、オープンして数年後店舗の前を通ったら違う店舗になっていたという悲しい経験もあります。
夢を形にする幸せをお客様と共感したい。その幸せの形を継続させたい。
そんな強い思いの中、数々の経営者をサポートしてきた会計のプロである当事務所の代表税理士である中野克美と出会いなにか飲食店の皆様のお手伝いが出来ないだろうかと、このプロジェクトを立ち上げました。
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