【開業時の宣伝】
開店時の宣伝はとても重要です。
しかし、方法によっては全く効果なし・・・
なんてこともあります。
大事なのは、自分の店の立地条件から、ターゲットを絞ること。
【解りやすい例でいうなら】
もしも、あなたがオフィス街で商売をしていたとしましょう。
ターゲットはその地域で働くOLやサラリーマンになるでしょう。
そのOLやサラリーマンに向けて、新聞折り込みで宣伝をしたならどうでしょう。
新聞折り込みは地域が絞られますから、住宅街で主婦をターゲットにした場合は効果的かも知れませんが、
オフィス街では、目にとまる確率も少ないわけです。
オフィス街ではサービス券持参の営業が効果的であります。
まずは、ランチタイムに営業をかけます。
次にランチに来て頂いたお客様にディナータイムの営業をかけるのです。
店に入ったお客様にディナータイムのウェルカムシャンパン1杯サービスなどのチケットを配るのも良いでしょう。
テーブルにディナータイムのメニューのリーフレットを配置するのも良いでしょう。
一度、来店されたお客様は、お店に対する警戒心もなくなってますので
あとはディナータイムの宣伝です。
売り上げUPに繋げるには、やはりドリンクが一番効果を出しやすいですからね。
『パスタもう一皿だけいっちゃおうかな~?』
にはなりませんが、
ドリンクでしたら
『もう一杯ずつ飲んでいこうか』
って、なりやすいですよね。
いかに夜のお客様を掴むかで、売り上げは変わります。
【宣伝活動は継続に行います】
飲食店ビジネスは、一度来店して頂いたらそれでいいというビジネスではないからです。
新規顧客を獲得し、次回の来店に繋げます。
常連客になっていただき、また新しいお客様を呼んでいただくのです。
常連客と言われて嫌な顔をするお客様は居ないに等しいと思います。
2度目来店された時に『前回の○○はお口に合いましたでしょうか?』などとお伺いするのも良いでしょう。
お客様としては『あっ、覚えていてくれたんだ』と嬉しく思うものです。
人にとって特別感は、とても嬉しいものです。
新規顧客を常連客に育てるためには、まずは来店して頂くこと。
来店して頂いたら、充分に満足していただくこと。
新規顧客が100%、常連客になるとは限りません。
ですから宣伝活動は継続していかなければならないのです。
『待つ営業』ではなく『勝ち取る営業』
今や、飲食店も『待つ営業』ではなく『勝ち取る営業』なのです。
中込 絵麻
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